同性愛カップルの養子禁止に違憲判決 フロリダ州
 米フロリダ州の巡回裁判所が、同性愛カップルが子供を養子に迎えることを禁じたフロリダ州の州法は違憲だとする判決を言い渡した。

 今回の裁判で原告となったマーティン・ギルさんは、同性のパートナーとの間で、2004年から親に育児放棄された男児2人を一時的に預かり面倒を見てきた。しかし、この2人を正式な養子にすることは、州法で認められなかったという。

 今回の判決を言い渡した裁判官は、同性愛者による養子縁組を禁じた法律は、州法と連邦法で定められた子供の権利を否定するものであり、道義的、科学的にも禁止する根拠はないと判断。マーティンさんの家庭に迎えられた2人の男児が幸せに暮らしていると認定し、養子縁組を認めた。

 フロリダ州は31年前に制定された州法により、全米で唯一同性愛カップルによる養子縁組を禁止。今回の裁判で被告となった州側は、同性愛者はうつ状態になったり薬物依存になる確率が高く、安定した家庭を築きにくいと主張していた。

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