「バイアグラの木」絶滅寸前で地元男性に不安の声 ウガンダ
 アフリカ東部ウガンダで、地元の人々から「バイアグラの木」として愛好されている植物が絶滅の危機に瀕し、男性の間に不安の声が高まっているという。

 同国で最後に残る熱帯雨林の1つ、マビラ森林保護区に生えるシトロプシス属の植物は、根に催淫効果があると信じられており、「3時間で効き目が現れる」などとされ、地元の人々は木を根元から抜いてしまい、植え直すことをしないという。

 同国では、失業率の高さから来るストレスや栄養状態の悪さなどによって、糖尿病・高血圧といった生活習慣病を患う人が多く、その結果、男性の勃起障害も増えているという。現代的な治療薬は価格が高く、医療施設は数が少なく辺境力は距離も遠いため、シトロプシスに頼る傾向が高まっていると同国の医療関係の専門家は指摘する。

 人口増加や農業地の拡張と持続不可能な農業などによる森林や湿地帯の破壊により、「バイアグラの木」以外にも固有植物が減少しつつあり、環境保護当局は育苗施設を設立したほか、全国で森林資源の持続的利用を訴えるキャンペーンを開始している。

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