遺伝子操作と投薬で、ハエを一時的に同性愛に
 ミバエを同性愛に変えるとおぼしき方法を発見した、という研究結果が『Nature Neuroscience』誌に発表された。

 この研究は、薬物と遺伝子操作によって、数時間単位でミバエに同性愛的な行動を起こさせたり止めさせたりできるというもの。イリノイ大学シカゴ校の研究者チームは、ミバエのある遺伝子に着目し、これを「ジェンダーブラインド」(genderblind:GB)と名付けた。GBの突然変異は、ミバエをバイセクシャルに変化させるという。

 このGB遺伝子に突然変異を起こした雄ミバエは、他の雄ミバエに求愛行動を起こしたという。また、グルタミン酸作動性シナプスの強度を操作できる薬物によって、GB遺伝子とは無関係に、数時間単位の同性愛行動を引き起こすことができることも発見された。

 研究チームでは、GB遺伝子がグルタミン酸作動性シナプスを抑制すると、同性愛行動が抑制されると考えている。今回の発見が人間の同性愛と関係があるのかは未だ不明。(情報提供/SWさん)

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