在仏中国人監督が描く女性同士の恋「中国の植物学者の娘たち」
 80年代の中国、湖に浮かぶ小島の植物園を舞台に、孤独な2人の女性が出会い、強く惹かれあっていく姿を描いた「中国の植物学者の娘たち」が、間もなく公開される。

 同作は、国人とロシア人のハーフで孤児の主人公リー・ミン(ミレーヌ・ジャンパノワ)と、高名な植物学者でもある厳格な父の元で育ったアン(リー・シャオラン)が、互いを求め、惹かれていく様子を美しい映像で綴った作品。しかし、80年代当時、同性愛は認められておらず、厳しい現実も描かれる。

 監督は、処女作の製作中に中国政府の検閲から撮影禁止に追い込まれ、同作をフランスで撮影して以来、現在もフランスで暮らしているという、ダイ・シージエ。今作も、同性愛を扱っているという点で中国での撮影許可は得られず、フランスとカナダの製作会社やTV会社から出資を得てベトナムで撮影された。

 日本公開は12月15(土)日から。

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