ビアンカップルへ精子提供の男性、養育費に反発し訴訟
 イギリスの女性カップルが知り合いの男性から精子の提供を受け、人工授精で子供を設けたが、その後カップルが離婚。「父親」として子供の養育費を払わなくてはならなくなった精子提供の男性が訴訟を起こそうとしている。

 地元紙の報道によると、精子を提供したのはロンドン在住の消防士の男性(37)。5年前に女性カップルから依頼されたときは、育児やその費用には責任を持たなくて良いと言われた、と主張。ところが、そのカップルが別れてしまい、養育費問題が浮上すると、雇用・年金省から「あなたが父親だから」と月約450ポンド(約10万円)を出すよう求められたという。

 男性は精子提供後、他の女性と結婚しており、「このままでは、自分たち夫妻の子供が持てない」として、訴訟に踏み切った。

 英国では、不妊治療などのために認可された病院を通して匿名で精子が提供された場合は、提供者を父親とはみなさない。しかし、個人的に提供すれば、生物学上の父親が法的にも父親としての義務を負うことに。また子供の養育について、同性カップルを男女の夫婦と同様に扱う法案の準備がすすめられている最中。

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