米連邦地裁、同性愛保護の高校のクラブを認める仮処分
 「同性愛者への差別解消」を目的とした高校のクラブ活動が、「性的で学校に相応しくない」と禁止されたのは違法だとして、米連邦地裁はフロリダ州オキチョビー郡の教育委員会などに対し、他のクラブと同等の活動を認めるよう仮処分を命じた。判決は今後言い渡されるが、生徒側が勝訴する可能性が高いという。

 同郡のオキチョビー高校は昨年、卒業記念パーティーで同性カップルの参加を禁止。この措置に対し、同性愛の生徒が「異性愛の生徒たちと一緒に、同性愛者への差別解消に取り組みたい」とクラブ「同性異性愛同盟」を作った。

 このクラブには同性愛者と異性愛者の生徒が計60人が入部したが、教育委員会側は「性的な行動を触発する」と認めず、校内での活動を禁止。同クラブを設立した生徒が有力市民団体「全米市民的自由連合(ACLU)」に相談し、弁護士が昨年11月に提訴していた。

 全米の高校生らで作る「異性同性愛同盟ネットワーク」の事務局長は「保守的な地域ではセックスの話をするクラブなどと誤解され、不当な扱いを受けることが多い」と話す。全米の高校には同様のクラブが3000以上あるが、テキサス、ジョージア、ケンタッキーなど一部の州では学校側と対立。訴訟になるケースも出ていると言う。

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