J・ウォーターズ、自伝映画ひっさげベルリン登場
 「悪趣味映画の帝王」ともいわれる映画監督ジョン・ウォーターズの自伝的なスタンダップ・ショウが映画化され、作品の宣伝のために監督自らベルリン映画祭を訪れた。

 この作品『This Filthy World(この汚らわしい世界)』は、米国の大学で行われた2晩の公演を編集したもの。ウォーターズ自身が、制作費30ドル(およそ3600円)という最初の自主制作映画『黒い革ジャケットの女』から、国際的な名声を得たヒット作『ヘアスプレー』までの映画人生を早口で語る。

 監督が映画祭に登場にしたのは月曜夜で、平日にも関わらず上映会場は満員の客足。万引き、映画の検閲、投票を若者にとって魅力的なものにする方法、死刑制度の問題などについて語るウォーターズに、観客は笑いと拍手で応えた。

 また、自らゲイであることを公言しているウォーターズらしく、「必ずしもライザ・ミネリが好きでなきゃいけないわけじゃないんだ。それに、SMはばかげて見えるよね、ビーチでは」と、ありがちな行動をしようと頑張りすぎるゲイの人々にも言及した。

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