昨年の国内HIV感染者とエイズ患者、過去最多
 昨年、新たに国内でHIV感染者やエイズ患者と判明した人数が報告され、過去最多の1304人(速報値)だったことが明らかになった。

 新規HIV感染者数は4年連続で増えて914人。新規エイズ患者数は17年には減少したが、昨年18年は増加し390人。それぞれ過去最多を更新した。

 感染者の内訳は、年代別では30代以上に増加傾向が見られ、感染経路別では同性間の性的接触が63%で、異性間の性的接触が24%。保健所などでのHIV検査件数は11万6560件、献血者10万人あたりのHIV陽性者数も1.744人で、それぞれに過去最多。

 年間のHIV感染者、エイズ患者の報告数はこれで3年連続で1000人を超えており、増加のペースも拡大傾向。厚生労働省のエイズ動向委員会は「大半が性行動による感染で、年齢層も幅広く、20代以下の若者だけがハイリスクなのではない。HIV感染はますます身近になっている」と呼び掛けている。

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