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ミクシィ削除騒動、疑問は残るも平行線か
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31日に掲載した、ゲイに人気の高いソーシャル・ネットワーキングサイト「ミクシィ」内での、ゲイ会員2名へのメッセージ・パレード画像無断削除疑惑についての続報が入った。 7点のパレード画像を無断で削除された、と訴えていた会員宛に、ミクシィ事務局から連絡が届いた。ジェーピィ宛に転送していただいたところ、「パレードの画像に関しましては運営事務局にて削除した履歴はない」との内容で、これは公式見解と同じ。つまり、可能性としては「会員が自分で削除した捏造ではないか」と伝えていることになる。ただし、「不具合などによる影響がないか確認させていただきます」と続けることで、最悪システムのトラブルである可能性も残した文面となっていた。 事前に削除されたという7点のパレード画像も確認させていただいているが、これらは全て代々木公園のパレード後集会で、ゲイ会員の友人である外国人が会場にいた人々と楽しげに記念写真を撮っているもの。いわゆるパレード・コスチュームとして、上半身を脱いでいたり、腹部などが見えていたりするが、水着一枚レベルの裸体すら無いほどおとなしいもので、今回の事務局からのメールでも「削除の対象となるものではございません」とされているもの。(※なお、会員自身は公開について前向きだが、その場で会っただけの被写体全てに許可を取るのは困難であり、今回のような揉め事の中で公開されることに不快感を覚える可能性も十分にあるため、画像自体の公開は避けることとした。) だが実は、今回削除された画像7枚はパレード画像のためのアルバム内に保存されていたが、全てが削除されたのではなく、被写体が全員完全着衣の画像だけは残っていた。この変化は公開アルバムだったため、複数の会員が確認している。もしも事務局が言う「不具合による影響」だと仮定すれば、「上半身の一部が見えたコスチュームを着ているような被写体が写っている写真」「完全着衣の人物しかいない写真」というキレイな振り分けが行われた上での不具合によるデータ損失ということになり、非常に不可解である。 ただし、これらは全て状況証拠であり、「事務局が削除した」か「本人が削除した」か、という操作についての証拠は、事務局が完全否定した時点でありえないものとなってしまった。 また、メッセージを削除されたゲイ会員は、その後の電話インタビューでも「事実である」という主張はそのままだが、「最初にコピー・ペーストしたテキスト以外には全く証拠といえるものを保持していないし、それ以外にどういう方法があったのかも分からない。また騒動が大きくなったことで中傷などもされてしまった」と意気消沈した様子で、こちらの主張も平行線を辿っている。 今回のように、会員が訴えた事柄に対し、事務局が完全否定をした場合、パレード画像のように第三者にも公開されたものに関しては、状況的には非常に濃厚な疑いが残るものの、結局のところミクシィ上のデータである以上、よほど用意周到に何かを行わない限り、ユーザー側が物的証拠を提示することは不可能だと言える。 以上が、ミクシィ内の日記で沸き起こった騒動と、被害を訴えたゲイ会員への取材結果である。今回の騒動の結果で判明した事実としては、「騒動の時点で、少なくとも規約上では、メッセージ(規約内ではメールと表記)の検閲や削除は、可能であるとされていること」、そして、あるゲイ会員が全ての削除問題に関わる「不適切」とはいったいどういう基準なのかという質問状を送ったところ、回答に具体的な言及はなく、つまり「基準が非常に曖昧な不適切という理由だけで、会員のデータは常に無断削除をされる恐れがある」ということである。 ミクシィというシステム自体は、その上で多くのゲイが楽しく交流し、コミュニティなどを中心に創造的な活動も行われている場。だが、ゲイ会員のデータ削除に関するトラブルは、今回に限らず、以前からよく耳にする話なので、上記のような疑惑騒動が複数回起こっている事実、そして規約に関する削除権限などの事実を、今以上に心に留める機会だったとも言えるだろう。 |
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