いやぁゲイムービーってホントにすばらしいですねぇ第21回
世界規模でゲイムービィが花盛り!
2005/03/06(水) 配信
みなさん、『アレキサンダー』とか『オペラ座の怪人』とか観ましたか? 『アレキサンダー』は歴史上有名なゲイの王様のお話なんだけど、本国ギリシアでは(オリンピックで世界平和とか言っといて)「ゲイ的な描写はダメ!」と騒動が起こったくらいの問題作。『オペラ座の怪人』はゲイ監督らしい豪華絢爛映画で、大ヒットしてるから観た人も多いハズ。
実は、この2本の映画には共通項が2つあります。
1つがコリン・ファレル。そう、あのゲジゲジまゆげな荒くれ男です(でも超イケる〜♪)。『アレキサンダー』で若い男を愛する王を演じたコリンは、『オペラ座の怪人』の監督、ジョエル・シュマッカーの大のお気に入りなのです(『フォーン・ブース』とか、まさにコリンのための映画よね)。イギリスのゲイ雑誌の「抱きたい男」人気投票でベッカムを抜いて3位に選ばれたそうだから、かなりのゲイキラー(魔性の男というか)かも!? そしてなんと来年公開予定の『What Love Is and What's It All About』では、ゲイの役でオールヌードを披露したけど、ち○○があまりも大きいという理由でカットされたんだそうです…鼻血出そう!
もう1つの共通項が、バズ・ラーマン監督。『ムーランルージュ』の絢爛豪華さは『オペラ座の怪人』とよく比較されますけど(ゴージャス系オネエ様対決)、そのバズ・ラーマンが、今やってる『アレキサンダー』が本国で大コケをしたので、ならば自分がと、レオナルド・ディカプリオ&ニコール・キッドマンの最強コンビであらためて『アレキサンダー』を撮ると宣言したのです(こっちは本気の対決)。絶対、歌って踊れる『アレキサンダー』になるハズ!(笑)
さて、前置きが長くなりました。
これから上映予定のオススメゲイムービーを大急ぎで2本、ご紹介します。『バッド・エデュケーション』の方は、4月4日に『G-men』さんとの合同試写イベント(無料でご招待)もあるので、今月21日発売のバディを読んで、応募してね!
■アルモドバルのひさびさ直球ゲイムービー『バッド・エデュケーション』
ペドロ・アルモドバルと言えば、もともと3人の男たちの愛憎を描いた『欲望の法則』(1987)でアントニオ・バンデラスを世に送り出したゲイ監督なわけですが、この最新作は、アカデミー賞も受賞したし、そろそろ思うぞんぶんゲイモノを撮るか、という吹っ切れを感じさせる直球のゲイムービーです。ちょっとイモっぽくてマッチョなガエル・ガルシア・ベルナルが三役演じ分けてそれぞれ濡れ場を見せてるところにただならぬ気合いを感じさせます。アルモドバルは常に極端なシチュエーションで純粋な愛を描いてきた人ですが、また一つ、新しい愛の物語を誕生させました。前作『トーク・トゥ・ハー』でものすごい注目を浴びたファニーな男優、ハビエル・カマラの女装もステキすぎ。
『バッド・エデュケーション』
2004/スペイン/監督:ペドロ・アルモドバル/配給:ギャガ・コミュニケーションズ/4月9日より銀座テアトルシネマ他にて公開
http://www.gaga.ne.jp/badeducation/
■あの傑作漫画『真夜中の弥次さん喜多さん』をクドカンが映画化!
多方面から絶賛され、手塚治虫賞なども受賞している(僕も個人的に「心のゲイ漫画」No.1と思っている)しりあがり寿の傑作漫画『真夜中の弥次さん喜多さん』を、今をときめくクドカンこと宮藤官九郎が映画化した話題作です。シュールで哲学的でもある原作が、ギャグ満載のポップなエンタメ作品に仕上げられ、見どころたっぷりです。男らしくてちょっとおちゃめな弥次さん(長瀬智久)と妖艶でパンクな喜多さん(中村七之助)が、きちんと男同士の愛をステキに表現しています。他にもぐっさん(山口智充)が歌いまくるお茶屋の女将として登場したり、不必要に裸の男たちが出てきたり、ゲイ的にも十分楽しめる感じ。かなりがんばってます。観てソンのない作品です。
『真夜中の弥次さん喜多さん』
2005/日本/監督:宮藤官九郎/配給:アスミック・エース/4月2日より、新宿ジョイシネマ3他にてロードショー!
http://www.yajikita.com/
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