いやぁゲイムービーってホントにすばらしいですねぇ第3回
「アジアの風〜ゲイはカワイイものと怖いものが好き」
2001/11/14(水) 配信
 東京国際映画祭も大して盛り上がらないうちに、なんとなく終わってしまいました。ホントはカンヌとかベルリンとかと並ぶレベルの映画祭なんだけどねえ。Junchan的にとっても気になったのは、この映画祭の上映作品「TheChimp(ザ・チンプ)」。キルギスタンっていうたぶんトルコとか辺りの国の映画なのですが、イメージビジュアルが、作業服を着た坊主の青年。そんな写真に「Chimp」ですよ、アナタ。もう気になって気になって。きっとこの男前で物憂げな青年が、柔道部(キルギスタンでもたぶんやってるハズ)の先輩とかに抱かれてあんなことやこんなことを…。しないね、たぶん。
●チェブラーシカ
 次はロシアの映画です。だんだん日本に近づいてますね。
 きっとアナタもケータイにキャラもののストラップを着けてたり、おうちにくまのプーさんがいたりすると思うんだけど、そんなカワイイもの好きなアナタに、みさおはるきが強力にオススメするのが、このチェブラーシカ。
 チェブラーシカは2頭身で手足が短く、ちょっぴり困ったような上目遣いでちまちま動き、けなげで素直で、たまらなくかわいいの。アフリカで、木箱に入っているオレンジを食べているうちに居眠りをしてしまい、そのまま箱に詰められてロシアに運ばれてしまった学問上正体不明の不思議な動物。くだもの屋のおじさんが何度起こしても寝ぼけてすってんころりん転がるのでチェブラーシカ(ばったりたおれやさん)と名付けられたのです。独りぼっちのチェブラーシカは、電話ボックスをお家にしてコマ遊びなどをしていたのですが、アコーディオンと歌が得意なワニのゲーナと友だちになり、楽しく暮らすことに。でも、シャパクリャクというオカマ声の怪盗のおばあさん(どことなくJunchanに似ているの)が現れて、意地悪をするの。
 子供向けの人形アニメなんだけど、環境問題や差別問題なども込められていて、どこかもの悲しいムードと印象的な音楽に胸を打たれる作品。背景やキャラクターの造形もものすごく完成度が高く、センスがいい。ここまでレベルの高い作品が30年以上前にロシアで作られていたことにカルチャーショ
ックを受けますよ」
 というわけで、かわいいキャラが好きな人は必見!の映画です。オススメだよ。 
「チェブラーシカ」
1969〜74ソ連/監督:ロマン・カチャーノフ/脚本:エドワード・ウスペンスキー/渋谷ユーロスペースにてレイトショー上映中(全国の映画館でこれから上映予定)
詳しくは公式サイトをチェック! 左端に立ち止まったチェブをクリックするとしゃべるんだよ。
●少女たちの遺言
 最後はお隣、韓国の映画です。日本はすぐそこ。
 「メメントモリ」と言えば『ダ・ヴィンチ』でしりあがり寿が連載中の漫画「瀕死のタウンガイド オーイ!メメントモリ」(シュールなギャグがたまらなくステキ)ですが、でも、その前に、忘れてはいけないのが、今年の映画祭で上映された「メメントモリ」。1女、2恋愛のもつれ、3ホラーとゲイ受け必須要素が揃った、映画祭の中では突出したエンタメ作品でした。これが一般上映されるにあたり、「少女たちの遺言」というわかりやすいタイトルになったんですね。
 お話はこんな感じ。「女子高に通うミナは、偶然学校の校庭で一冊の赤い日記帳を見つける。それは、陸上部のシウンと大人びた雰囲気を持った合唱部のヒョシンの交換日記だった。そこには、二人の恋愛関係が克明に記され ていたが、ある出来事をきっかけにシウンはヒョシンを避け始めていた。そ
してミナが日記を拾った日に、ヒョシンが学校の屋上から投身自殺してしまう。残されたシウンを気にかけながら日記を読み進めていたミナは、『メメント・モリ(死を想え)』という言葉に突き当たる。やがて、彼女の周りで次々と奇怪な現象が起こり始めた…」
 ゾクゾクしちゃいますね。アタシ、もう、ヌレヌレ。
 さ、映画祭で観逃したアナタは、映画館へGO!
「少女たちの遺言」
1999韓国/監督・脚本:キム・テヨン、ミン・ギュドン/配給:オンリー・ハーツ/出演:パク・イェジン、イ・ヨンジン、キム・ミンソン、キム・ミンヒ、コン・ヒョジン、ペク・チョンハク/新宿武蔵野館シネマ・カリテにて12月15日よりお正月ロードショー(全国順次公開予定)

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