月刊Gaymer第35回
「人生は何度だってやり直せる。
でもなんどやっても同じ罠にハマリそう…」
2007/02/28(水) 配信
前回は、世界中で大ヒットしている(世界が相手だと、WiiやPS3よりも全然シェアは上よ!)次世代機、Xbox360の機能をあますことなく使ったゲームUNOの魅力をお伝えしました。が、さすがにそれだけではビル・ゲイツ財団に恩を着せられない。我が家の財政に対する援助金もなしのつぶてじゃよ?(ファーザー) そこでもう一本、今度は本当に最新のネットワーク対応ゲームをご紹介(いやUNOも最新ネットワーク対応ゲームだけどさ)。
■Riot Act(原題:Crack down)
原題が存在していることからもおわかりの通り、海外で発売されたゲームのローカライズ版。ローカライズに当たってジャケットのイラストを手がけたのは、なんとあのモンキーパンチ! 特にゲームの世界観とあっているわけでもないのにこの無理矢理な起用は、おそらく海外製作チームの指定に違いありません(嘘)。スペシャルエージェントとなって町にのさばる悪党を倒す、というのがこのゲームの筋なんですが、「悪党→どろぼう→ルパン3世→モンキーパンチ」というジャパニメーションに犯されたゲーム脳のなせるワザ! もう少し複雑な理由だったとして、「悪党→どろぼう→何も盗らなかったわ→いや、やつはとんでもないものを盗んでいきました→あなたの心です→ルパン3世→モンキーパンチ」程度のもんです、きっと。
ゲームの筋は前述の通り。システム的な所で言うと、こちらも世界的な傑作「GTA(グランドセフトオート)」と似たような感じ(つか制作者が同じ)。分かりやすく言うと、スゴク丁寧に作り込まれた箱庭世界の中を自由に動き回れる、というもの。一応エージェントなので、悪者をとりしまる、という筋道はあるものの、ひたすら専用車でドライブしてもいいし、エージェントの超人的なジャンプ力を利用して摩天楼のビル街でスパイダーマンごっこに興じてもいい。なんなら善良や一般市民や警察にむかって爆破テロを行うことだって出来るのです(ペナルティはある)。
んで、プレイヤーキャラたるエージェントなんですが、上で少し触れたように超人的な力の持ち主。常人の何倍もの脚力・跳躍力をもち、射撃・格闘・運転の全てをこなす。さらに、この町では使えば使うほど、それらの能力がアップしてゆくのです。銃を撃ちまくれば射撃のスペシャリストに、格闘しまくれば接近戦のプロにと変貌を遂げ、それにあわせて外観も変化(マッチョになっていったりする)。こんな恐ろしい町が本当にあったら、イケメンのウォッチングのし過ぎでやたらと眼力が鋭くなった(見ただけで全スペック測定可能)オカマや、腕だろうと馬だろうと何でも吸い込むブラックホールオカマなどが大量発生しそうですね!(現実でもいっぱいいそう)
数あるエージェントの特殊能力の中でも最も特徴的なのは、DNA管理されているためすぐ複製が生み出される点。例え任務の最中に命を落としても、全く同じ能力ですぐさま再スタートできるんです。これは流石にオカマでもマネでない。むしろ死んでもいないのに何度も恋で同じ失敗しちゃう学習能力のなさ!
さすがに最初の方こそ死ぬのをためらって、うっかりDNA再生のお世話になって時には「私、3人目だから…」などと、いちいちボケていましたが、もう慣れてくるとわざわざ数えていられないほど死にまくり。むしろ特攻を楽しんでしまうフリーダム命ワールド。こりゃ教育には良くないねえ、などと心配するまでもなく18歳以上向けの年齢制限ゲームなんで、シャレの分かる大人の皆さんで楽しんでください。
ネットワークでは、2人までの協力プレイが可能。マジメにいっしょにミッションをこなしていくのもイイですが、互いの使い込みすぎておぞましく変異した部分(パワーアップした能力ね)を見せあい、痴態を演じているだけでも十分楽しそう。
『Riot Act』
ハード:Xbox360
公式ブログ: http://xbox-riotact.spaces.live.com/(PC版)
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