月刊Gaymer第33回
「大人のお医者さんゴッコ」
2006/10/18(水) 配信
「大きくなったらお医者さんになって、病気で苦しんでる人を助けたいの!」自分自身も病弱だった幼少の頃、ことあるたびにまわりに吹いて回っておりました。いや、その頃はシュバイツァーの様な目をしているとかいわれていたんです、ホントホント(社会の授業で大飢饉に苦しむ人々のフリップをぼんやりうれしそうに見ていたら、なぜか先生にそう言われた)。
そんなシュバイツァー少年が転んだのは小学校3年生の時でした(転ぶの早い…)。医者になる!という意気込みのあまり、逸る気持を抑えもせずに同年のお子さま達と「お医者さんゴッコ」をする毎日が平穏に続いていたのですが、何をトチ狂ったのか、ある日、ゴッコ遊びにリアル女子(しかも1学年上)が加わることに。
「コレを逃したら、今後一生、女子スケのオマム子を拝む機会はないかもしれない…」
知的好奇心が旺盛なのか、無駄な気概をみせてしまった当時の自分。結局、気の弱いもう一人の男子(タカシくん。青っぱな体質)とともに、禁断の秘部へ挑戦することに…。
それから十数年、直腸検診が出来るくらいまでには、トラウマを克服してきましたが、残念ながら医者としての道は断たれたまま。もう一度メスをふるいたい!(一度もふるっていない)言葉のメスで憎いアンチキショウのハートを切り刻みたい!(それはいつもやっている)と、くすぶっていた私の前にあらわれたのがこのゲーム。
■カドゥケウスZ 2つの超執刀
NINTENDO DSが未だに好調な任天堂の期待の新ハード、Wii。そのWiiと同時に発売されるゲームソフトの一つがコレ。ジャンルが「アクション/手術・ドラマ」というよくわからんゲームですが、ようは最新のゲーム機を使ってお医者さんゴッコができるというもの。ちょっと古いPCゲームオタクの人だったらアミガのブレインサージャンとかを想像すれば良い。
前作はDSで発売され、DSならではのタッチペンを使った直感的な操作方法での手術アクションが話題を呼びました。今回のハードであるWiiも、体感型コントローラ(手で握って激しく振ったりして使う。あんた、握ったり振ったり得意やろぅ?)で直感的な操作方法はそのまま継承。どういうことかというと、バカでも犬でも簡単にメスがふるえるんです!しかもテレビの大画面で!
というわけで、医者に憧れていた方、憧れ過ぎていいように利用され、捨てられ、心の縫い目が抜糸できていない方、快楽殺人な傾向のある方なんかは、このゲームで秋の夜長を楽しんでみてはどうでしょうか。(実際にはメスを使った手術以外にも、骨接ぎしたり患者と対話したりするハートウォーミングゲームだォ、多分)
『カドゥケウスZ 2つの超執刀』
ジャンル:アクション/手術・ドラマ
ハード:Wii
発売元:アトラス
発売日:2006年12月2日予定
一覧に戻る
bjマガジンに戻る
トップに戻る
2011 TERRA
PUBLICATIONS