月刊Gaymer第32回
「マドンナたちのララバイ」
2006/07/12(水) 配信
さぁ、眠りなぁさい 疲れ切ぃった 体をぉぉ〜と、癒すどころか脅迫しかねない迫力で、ねばっこく歌いきったのは歌手の岩崎宏美さんですが、毎週火曜になると流れてくるのこのテーマ曲に胸を焦がし、マドンナ(=疲れた男たちを癒す聖母的存在。ピンクのレオタードをはいてハングアップしちゃう40代ではない)に憧れたゲイはきっと多いはず。でも、いざ大人になってみて、仕事疲れで顔色の悪いおっさんの愚痴の聞き役やったところでしんどいばっかりでしょ? 今どき店ママでも一方的に愚痴聞いてくれるなんてありえんわ。そういう現実味のない妄想は、毎度のコトながらゲームの中で楽しみましょう。
■ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-
今回紹介するのは、戦場を駆け抜ける北欧神話の戦乙女・ヴァルキリーが主人公をつとめるこのゲーム。もう設定からして戦乙女ってアナタ! ハロプロの新ユニットにでもなりそうな名前ですが、この戦乙女、じつは戦場で死にかけの勇者の魂を看取る、というある意味、最上級に聖母的な存在。相手は疲れ切ったどころか、死にかけの肉体労働者(=勇者)。しかも眠らせるってか、永眠させちゃうんだから、ヨゴレ専やらミトリ専やら、あらゆる(偏った)オカマの妄想を満たしてくれる設定なのです。
死んだ勇者の魂はゲーム内ではエインフェリアと呼ばれ、ヴァルキリーである主人公は、そこに込められた死者の思いや生前の記憶を読みとりながら、ゲームを進行させてゆきます。そうやって、勇者の気概や意志を取り戻した魂は、今度は神々の戦士として、再び戦いの舞台へと戻されるわけですが、ここらへん、虫も殺さぬような大人しい癒し系キャラが、実は骨の髄まで他人をしゃぶり尽くすような悪魔だったりする現実と若干リンクしているあたりもオカマ的にはうれしいポイント(そうか?)。
歪んだゲーム解説は毎度のことなので無視してもらうとして、ゲーム自体の真面目な紹介をすると、前作は「神ゲー」と称されるほどマニア的な人気を誇った作品。その続編、ということなのでコアなゲーファンも安心して楽しめるはずです多分。基本的にパーティの仲間は死んでいるか、これから死ぬかのどちらかだから、山場(死にシーン)がきたら、感情高ぶらせながら岩崎ごっこだヨ!
『ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア-』
ウェブ:http://www.square-enix.co.jp/vp/(PC版)
ジャンル:RPG
ハード:PS2
発売元:スクエアエニックス
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2011 TERRA
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