月刊Gaymer第24回
「霊感ヤマ感第七感」
2005/04/27(水) 配信
 まだ幼少のみぎり、ゲイだという自覚もハッキリしないまま手にした一冊の漫画本。少年ジャ○プにのっているアノ人気連載の新しい単行本かな? でも、絵がちょっと違うし…。中を開いて出てきたのは、つたない絵で描かれたキャラクター(男)同士のラブシーン。そう、やおい本との出会いでした。
 当時のやおい本は描いてあるネタも、今のえげつなさに比べれば遙かに大人しいものでしたが、それでも幼い自分にはかなりの刺激。わずかな罪悪感を抱えながらレジへ行き、学習机の引き出しの中にこっそりしまっては、隙を見て眺める毎日。その後ゲイ雑誌に出会うまで、ずりネタ諸々としてやおい本には大変お世話になりました(いらない情報)。
 当時、やおい業界で人気を二分していたのが「キャプテン翼」と「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」。自分は断然、本連載からして好きだった聖闘士星矢派。美形青少年が繰り広げる血を血で洗う激闘、シスコン、マザコン、ブラコン、何かあればすぐ失明といった偏った主人公チーム、そして耽美と言うよりはもはや突飛すぎてありえない演出など、今で言う腐女子がずいきの涙を流して飛びつく、萌え要素満載の作品でした。アニメ化もされたので記憶している方も多いことでしょう。
 小学生男子の間でも、その「ごっこ」遊びがかなり大流行で、新聞紙や発砲スチロールで、聖闘衣(クロス、と読む。主人公らが着用する星座をモチーフにした鎧。)を自作。あまりに凝りながら時間をかけて作っていたので、中の人(鎧をつけられている人)が途中でトイレに行きたがるものの、セロテープでグルグル巻きにしていたので外す訳にもいかず大喧嘩(つか一方的に泣かした)こととかあったけ。他にも好きな子に「ネビュラチェーン!」とかいいながらベルト振り回して迫ったり(いじめっ子体質)。あの時に僕のセブンセンシズは覚醒(ルビ:めざめ)てしまったんだっ!
 そんなやおいっ子大好きな聖闘士星矢が、とうとうPS2でゲーム化!(かつてファミコンやワンダースワンとかでもゲーム化されていますがショボいのでスッパリ忘れましょう) アニメ版をもとにしたバタ臭い顔の青少年が3Dでグリグリ対戦しちゃいます。もとの漫画がかなり大雑把だっただけにゲームの方も大味な感じですが、同年代のオカマで盛り上がるパーティゲームとしてはなかなかイイ感じなのでは。腐女子になりきってプレイするもよし、オカマ目線でありえない設定・演出にツッコミ入れまくるもよし。ゲームが終わった後はリアルに「セイントごっこ」を決め込んで、バクテン失敗とかしちゃったりしましょう(それはセイントフォー)。
ゲーム公式サイト「聖闘士星矢〜聖域十二宮編〜」
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/ps2_seiya/
戦闘のカギは小宇宙がカギを握る ! ! ←隙のありすぎる公式サイトコピーより

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